研究日誌

楽しくないことはしたくないなぁと本気で毎日思っている

普通二輪MT 教習1日目(1段階1,2)

いろんな経緯があって,この歳で普通自動二輪(MT)の教習所に通い始めた.バイクを好きな人,バイクの免許を取ろうとしている人が身近にいたもので,影響を受けたというのが正直かも.まぁ,多摩地区に住んでいると,不便はないんだが,足があると便利だなぁと思うことが多々あり,車は維持費が高いので,バイクと言う選択肢に.

 

というわけで本日は1日目.AM11時から2コマ分の教習.参加者4名の集団教習.3名は4輪免許持ち,1名は原付きのみとか(ただし明らかに若い,やはり吸収が早い,焦る).

 

防具とビブスを身に着けコースへ.ここは二輪専用のコースが有る.黄色が3台,青が1台.私は青.簡単なスイッチ類他の説明の後,ひとまず起こしてみましょうということで,バイクの左側にたち,前輪ブレーキをかけながら両手でハンドルを持ち,地面に対して車体が垂直になるように立てる.重さをなめていた.左側に傾いていた車体を右側に傾けすぎ,立て直すまもなくどってーん.バイクってこんなに重いのね・・・.引き起こしの練習になりました.

 

次にセンタースタンドを立ててまたがる.エンジンを掛ける.乗車前に後方確認し,前輪ブレーキをかけながらまたがる.右足でリアブレーキをかけ,キーを回してスイッチオン.ギアがニュートラルになっていることを確認し,ミラーを調整し,左手クラッチレバーを引いたまま,右手でセルスイッチを押せばエンジンが始動.左側のシフトペダルでローギアにして準備完了.発進前にもう一度後方確認し,回転数2000~3000ぐらいになるようにスロットルを開け,左側クラッチを第2関節ぐらいまで開き,半クラの状態に.クラッチを繋げ,ある程度速度がでたら,すぐに2速へ.アクセルを戻し,クラッチを切り,シフトレバーを上げ,半クラ気味から少しゆっくり目にクラッチを繋げる.

 

と,ここまで書いたが,力が入ってしまって相当苦労した.細かいことは書かないが,次からの反省は以下の通り.

 

半クラ状態を3秒ぐらい続ける→その間に左足をペダルに乗せる→クラッチを離す

 →ちょっと動き出せば安定する.動き出せばエンストしない.

 

・2速チェンジの動作:クラッチ操作とアクセル操作を独立してやろう

 →上手い人はなめらかにやってるみたいだけど無理.

  1速で動き出したら,クラッチ開け,アクセルきって,左足でギアアップ.

  半クラぐらいの状態にし,ゆっくりクラッチ開放.

  その後にアクセルを上げる(ここは未実施なので想像)

 

2番めについては,2時間目で初めて外周を回ったとき,2速のアイドリング状態で動く事実を初めて知ったことに由来.動いていればひとまずあまりエンストしない.エンストは怖くない.怖くない.

 

あと,半クラに使うアクセルの開き具合について,指導員から注意を受けたが,右手を地面に対して水平にするぐらいを意識したほうが良さそう.少し奥に回るような感じになっていたみたい.原付きで試して練習してみた.しっくり来た.

 

明日も2コマ,1コマはシミュレータだが,2コマ目は外周を少し速度を出して動いてみよう!らしい.イメトレして臨もう.うまく行かなくて結構凹んだが,発進とギアチェンジを反復して慣れてしまえばなんとかなりそう.多分慣れの問題.

小休止

優秀な人は自分でアドレナリンを生成するらしい.2年くらいやっていた研究が予算上の研究期間を1年ぐらいのこしてひと段落してしまった.いくつか残課題はあるものの,ホログラフィをやりたいと言ってくれた学生たちに振ってしまったので,作業ベースでのタスクはなくなってしまった.少しアドレナリンが不足しているのは否めない.

 

あるにはあるのだろうけど,始めたころの高いモチベーションが陰ってきてしまっている,といった方が正しいか.加えて,予算年度最後ということで,次の予算獲得のためにネタの精査と予備実験をしなければいけなく,そちらの方に行動がシフトしつつある.ただ,こちらの方はまだ暗中模索といったところで,すぐにアドレナリンが噴出するような状態にはない.

 

こういう時はゼロベースで自由奔放に研究を考える時間に充てるのが良いと思っている.ただ最近はこういう時間を取ることに勇気がいる.アカポスももう4年目で,だんだんと仕事感が出てきたのもあって,ペンディングの論文執筆や開発作業が無いと変な不安に襲われる状態になりつつある.一方で,Drに入りたての頃や,今のプロジェクトを始めたときみたいに,自由奔放な考えから生まれるものがこれまで成果になってきているので,大事にしないといけないのは間違いない.

 

幸いに前期は授業負担もそれほどなく,学会仕事などもコロナ影響もあって少なくなっているようなところもあって,結構自由時間が多い.科研費の応募〆も10月ぐらい(?)だったので,まだ余裕がある.なので,当面は自由な発想に充ててもよいのだ,いや,充てるべきなのだと自答を繰り返そう.文章化したのはそういう意味も込めて.

 

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閑話休題,大変ありがたいことに,都立大(首都大)に赴任してからの4年間,途切れず私のテーマをやってくれる学生がついた.テーマを考えることの大変さも同時に実感しているが,今のところは学生の皆さんが高いモチベーションで一生懸命やってくれている.繰り返しになるが,大変ありがたい.毎年のことだが手を挙げてもらえるのはこの上なく嬉しく,今年はわかった日に少しお高いスイーツを買って帰った.カロリー含め過分な贅沢だったが,そのくらい嬉しかった.

 

Twitterで一方的にフォローしている見ず知らずの先輩教員がつぶやいていたが,学生に与えるテーマは教員がやれば2週間で終わるようなものだ,だそうだ.あながち間違いではないが,少し言いすぎかなと思った.とはいえ,自分でやったほうが早いのは間違いない.業績を作ることだけを純粋に考えるなら,テーマを選んでもらわないほうが幸せなのかもしれない.

 

ただ,今の私に限って言えば,学生さんと一緒に研究できる嬉しさや楽しさの方が大きく勝っている.結果的に研究効率は高くなっているように思う.大変おこがましいが,人の成長を見るのは実にワクワクするし,自分の仕事に誇りをもって理路整然と語っている姿を見られると,涙が出るほど嬉しい.対等に議論できた時には,終日上機嫌になっている.また,そういう姿を見たいがために,こちらも一生懸命サポートしようと思う.これがモチベーションになり,アドレナリンの湧出につながっている.私も教員という職業が少しばかりでも板についてきたということか.

 

さらに独善的な観点からも言えば,私は多少なりとも玄人化しているので,少し時間がかかりそうなことだったり,似たような先行研究があるようなものは,優先度を下げてやらずに避けてしまうことも出てきた.その点,これもまたおこがましいが,素人要素の残る学生さんは,自分なりに一生懸命考えを巡らせてくれて,私が気づけなかったことを発見してくれることが最近になって出てきた.これは私にとって,とても貴重である.

 

昨年度の反動からだろうか,学生のいる研究室に足を運びたくなっている.3月ぐらいまではマスクを着けて仕事をするのが嫌でしょうがなくて,個室が欲しいことが,キャリアップを目指す大きなモチベーションの1つになっていた.マスクをつけたくないのは,今も変わらない本音だが(外しませんが),それにも勝って,誰かと仕事をすることの楽しさが大きい.もちろん,そこにモチベーションの源泉を依存してしまうのは実に危険だが,その1つにするのは,教員という立場からしても,悪いことではないと信じている.

 

忙しいぐらいがきっと幸せなので,頭を巡らせて,日々を楽しく,1週間があっという間に過ぎる毎日を作り続けようと思う.学生の皆様,これからもどうぞよろしく.

2020年度

昨日、公開期末評価(M1)が終わったので、2020年度の業務はあらかた終了しました。まぁ、こんな状況下なので、レガシーが使えないものが多いのに、旧組織の最終年度に当たるという良くない状況で、実効性と効率の天秤が難しかったところだったが、できる限りのことはできたかな。ミスもちょいちょいあったがフォローしてもらえたので良かった。

 

業績。今年はそれなりかな。ファースト論文を2本出せたので(Opex, SciRep)、研究者としては最低限のタスクはこなせたんではないかと思っている。また、光学実験系を簡単ながら持つことができたので、こちらの設備だけで研究や評価が完結できるようになったのも非常に大きい。ただ、目が弱いので、レーザー光はどうにもきつく、長時間の光学系の作業は本当にやりたくない(無理)。

 

今年で3年目で、1年目で僕のテーマを選んでくれた学生が、マスターで卒業することに。ありがたいことに大学院でもテーマを継続してくれたので、3年間一緒にやることができた。ジャーナル論文を出すところまでやりたかったんだけど、(いいわけだが)今年の困難さも相成って、対外発表は数件の国内会議・研究会にとどまってしまった。それでも、受賞はできたから最低限かな。国際会議は出そうと思えば出せたんだろうけど、成果が固まり始めた2020年度がアレだったから、まぁしょうがない。

 

2021年度もこの状況は劇的に改善しないだろうから、学生がもしテーマを継続してくれるなら、やり方を考えないと行けない気がしている。実験系はリスクがちょっと大きいかな~・・・僕も得意ではないし。

 

科研費若手は2021年度で終了してしまうので、来年度はなにか出さないといけない。若手と言えるうちは、基本的にはホログラフィの高速計算技術で食っていこうかと覚悟を決めていることはいるんだけど、テーマはもう少し広げて行きたいし、同じようなことをやりすぎてしまうと、情熱が薄れてしまいそうなので、考えている。

 

卒論とか修論発表会を見ていて、PIである先輩教員たちはどうやってテーマを作っているんだろうと観察していた・・・が、アプリケーションに特化していない基礎(汎用)的な技術・強みがあるので、それを軸に展開しているのかな、という感じがした。はて、顧みると・・・・ちょっと考えないといけないですね。

 

基礎も基礎で、知識は持っていなければいけないんだけれども、ニーズベースの研究スタイルでも悪くないんじゃないかと思わないわけではない。目標なく基礎勉強をするのは昔からあまり得意でなく、必要に迫られての方が、進み方がぜんぜん違うのはこれまた事実で。とはいえ、今更ながらComputer ScienceとOpticsの基礎は延々と勉強し続けないと行けないなぁと思っている。

 

なんで日記なんか書いているかって、最近、デスクワークの疲労度がかなりきついので、ずっと悩んでいるけれども、姿勢とか、設備の調整とかをもう一度見直したから。今、後傾姿勢でかるーいタッチのテンキーレスキーボードでタイピングが疲れないかの試験をしているけれども、腰や肩が楽なのは至って正義なことがよくわかった。無限に作業ができるならそれに越したことはないので。。。。

HPをだいぶん更新

しました.

 

最近出した論文をせっかくなのでURAと相談して広報を張って,それ向けに動画を作ったりしたら割と見栄えが良くなったので,HPに載せても良いかと聞くとOKらしく,じゃぁとばかりにResearchページを更新.そこから数珠つなぎで過去のプロジェクト(ラボがないから超小規模だけど)もトップページをそれっぽく更新した.

 

うんそれっぽい.そう遠くないうちに自分のラボを持てるようにしたいなぁという野望はあるので,それに向けた作業だと思っています.ラボを持つには最低でも3つの軸となるテーマが必要だと聞いたことあるので,もう少しだけ研究を広げて,軸という軸を作ろうかと思っています.

 

僕はがっつりホログラムや情報光学分野の研究者かといわれると,ド主流の人から見たら傍流に思われそうな研究スタイルだと自分で思っているんですが,たぶんそれはそれでよいことなんだろうと踏んでいます.会社に5年間いて,研究所だけどシステム屋の流れにある部署だったので,その考えが染みついていて,それがオリジナリティになればよいなぁとHolographic "system" labなどと名付けています(正式な構成員は私1名ですが).

 

こういうのをちゃんと整備するとあたかも自分がすごいことやっている人みたいに見えるので,モチベーションが上がって良いと思います.ぼちぼち更新を続けていこう.

メイルのフォルダ分けルール

メールか,メイルか.すごい偏見だけど,上の世代の人はメイル,若めの人はメールな気がする.

 

今日は朝からゼミ.実は今期最後,,,,のはずだったけど,エクストラな1回が追加されたので,もう一回.卒論発表間近はとても発表が上手になっていて良いですね.本番が楽しみです.

 

もう発表を聞くのは3回目なので,スライドの配布資料に赤を入れる余裕があり,僕の脳力でも聞きながら書くができた.成長.ゼミ自体は今季最長の4時間.まぁ,そのくらいなら.

 

午後は少し間接業務をこなしてITEの海外文献委員会へ.実は2年任期の2年目なので,退任予定らしい.毎月の調査結果報告に加え,数ヶ月に1回,東京タワーのとなり,機械振興会館の会議室で編集会議をやる.編集会議,と入っても報告された文献やタイトルの和訳,抄録,キーワードの誤りや修正を議論するだけなので,それ自体は重い作業ではない.八王子からだと神谷町まで行くのにちょっと遠いんだけど,数ヶ月に1回,都心方面に出張するのはそれほど悪くなく,ここ数日少しストレスがかかり気味?だったのが,今は多少軽くなっているので気晴らしの効果もあるようだ.

編集会議の場所が毎度地下3Fぐらいの会議室で,窓もなく,天井も低め,かつ,それなりに地味な作業なので,どうにか明るくしようと振る舞っているつもりなんだけど,委員間でそこまで個人的なつながりがあるわけではないので,少し空回りした気がする.こういうのは難しい.

こういう会議なので,センサーかセンサか,デジタルかディジタルか,みたいなところも議論されるんだけど,曖昧に運用されている面もあり,書く身としてはなかなか慣れない.メイルかメールか.やっぱりメールだわ.

 

ただコロナウィルスがワイワイ言われている真っ只中で,観光名所の東京タワー近くに行くのはちょっと抵抗があり,いつもなら多少寄り道して帰っても良いところを,全力でまっすぐ帰ってきた.新宿経由で帰ってきたんだけど,やっぱりとんでもないわ.よく毎日あんな状態を繰り返せるよな~,都心勤務のサラリーマン.尊敬する.程よい田舎,八王子バンザイ.

 

毎日,仕事に入る前に一日のスケジュールをざっくりたてる習慣を会社時代から続けているんだけど,毎朝,メール整理という項目を入れていたのをなんとかしようと,とあるブログで見かけたメール整理術を導入したら,なかなか良さそう.

http://rincoror.in/88/

整理しない,という整理,というとで,全メールをActive, Hold, Archiveに分類し,それ以上の分類は避けるというもの.受信メールフォルダには一切メールを残さないというのもルール.Thunderbirdを使っているんだけど,僕は,Manually Sort FolderとColor Folderというフォルダの順番と色を変えられるアドインを入れて,それっぽい色を付けて運用している.

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Thunderbirdの検索機能がそれなりに優秀なので,大抵のメールは検索で発見できるから,タスクの備忘録だけできるこの方式はとても優秀.

 

なかなかおすすめです.

教員は共同研究者

八王子地方は大雪の予報も,うっすら白く積もるくらいで,そのうちに雨で流されてしまった.今日は一日中雨.

 

の中,朝からゼミ.時期的に全部卒論発表の練習.皆さん個性があるけど,少しずつ練習を重ねているのか,話し方そのものが上手になってきていて嬉しい限り.印刷したスライドを配ってもらい,スライドの細かい修正などはそこに書き込むルール,,,なんだけど,どうにも聞きながら書くというのは私の脳力だと難しくて,変な文章やキッタナイ文字になってしまう.先生はすごい.

 

午後から間髪入れず卒論収集.助教の仕事で,30分間の間に全対象者の卒論を受領する.今年は少しだけすったもんだあったがどうにかこうにか終わって何より.来年はこのコースでは最後だけど,ちょっと大変そうなことが見えているので少し気が重い.

 

残りの時間はほとんど事務作業.残った予算を消化する.消化というと聞こえが悪いが,残額と現況から良い投資をする.首都大内でワンストップで研究ができることが理想なので,光学系と撮影環境を補強することにした.経費だから多少高くてもポチっとできるけど,私費だったら思いっきり躊躇する値段.カメラ愛好家はすごいなぁ.高いよレンズ.

 

迷っていたけど3月に情報処理学会の全国大会@金沢,電子情報通信学会の総合大会@広島,に行くことにした.予算に余裕があるというのが大きいけど,幅広くいろんな研究を日本語で聞ける総合大会は行けるなら行ったほうが楽しい.日本語というのがやっぱり気楽.どちらも初めての場所で,金沢には後輩の教員と,共著で会社時代の後輩が発表してくれるので,色々と楽しみ.

 

帰りがけ,Twitterを見ていると,慶応の先生が次年度に配属される学生向けに作ったスライドがRTされてきた.

https://speakerdeck.com/kaityo256/welcome-to-lab

 

いつか(できればそう遠くないうちに)自分のラボを持てたら良いなと思っているが,とても参考になる.今にしても,学生にやってもらう研究のテーマ設定と,研究中の関わり方をすごく悩んでいるんだけれども,教員は共同研究者で修士学生はそのテーマについて教員より詳しい,確かどこかで同じことを聞いたことがある気がするけど,改めてなるほどと思った.まぁ,実情はそうも言っていられない学生が少なくない気がするが....

 

主体的に取り組むのも勇気だなぁと

Jugemインターフェイスにイライラして,某一方的に知っている先生にならってはてなブログで書き直す.Jugemは学生時代から使っているブログだし良いだろう.

 

今日は非常勤の最後の日.後期は来年から予算が付きそうにないから,おそらく今年で最後.4年間もやらせてもらえたのでとてもありがたい.教育歴は大事.

 

スマホを使ったアプリ開発を半分のテーマにして取り組んでもらって,Node-Redのスマホ版,Mobile Redを使ったフロープログラミングをやってもらった.前記で別に持っている数値計算の授業の1年目でプログラミングスキルのばらつきにとても驚いたことが契機.機器トラブルがあったし,間に合わなかったチームもあったけど,まぁ,ものを作る経験をつめたのは良かったのではないかなと思う.それなりに楽しそうに見えたし.

 

午後からは助成を受けている財団の方が来訪されるとのことで,これまでの研究進捗や方針を説明.FPGAに関連した研究なんだけど,僕のスキル・知識不足が露呈してしまって大反省している.ちょっと責任感がなさすぎたな・・・.なんでFPGAを使うのか,なぜ書き換えるか,など,発表のキーになるところをスパっと答えられなかったのは全くダメ.こういうことをやっていると信用を失ってしまうので,直さないと行けないと思う.

 

タスクの割り振りが難しいと感じている.会社にいた頃のように,わかりやすく人工(にんく=1人あたりの仕事量)が案件ごとに決まっているわけではなく,基本的には成果に至るまでのコストや,将来性,ときには人間関係などで優先順位や投入するリソースが決まるわけで.とはいえ,会社では上司がやっていたことが自分でやらなくてはいけなくなったということなだけなのだろうけども.

 

大学の研究職になれたので,基本的には自分の思う研究,仕事を自分の責任の範囲内でやりたいと思っている.でも,そうじゃないところに発見や機会はあるし,積極的に取り組みたいんだけど,これもまた自分の知識・スキル不足で,結構な勉強を伴わないといけないことも多くて,取り組みに対して多少二の足を踏んでしまうのも,また,事実.それを恐れて,自分が主体性を発揮しなくても良いところは,前に出ることを躊躇してしまっているんだけど,やらんとわからんし,つまらんし,ということで,優先順位はもちろんだけど,自己管理できる範囲で,そういうものにも取り組まないと.

 

ということを思った反省の一日でした.