研究日誌

楽しくないことはしたくないなぁと本気で毎日思っている

主体的に取り組むのも勇気だなぁと

Jugemインターフェイスにイライラして,某一方的に知っている先生にならってはてなブログで書き直す.Jugemは学生時代から使っているブログだし良いだろう.

 

今日は非常勤の最後の日.後期は来年から予算が付きそうにないから,おそらく今年で最後.4年間もやらせてもらえたのでとてもありがたい.教育歴は大事.

 

スマホを使ったアプリ開発を半分のテーマにして取り組んでもらって,Node-Redのスマホ版,Mobile Redを使ったフロープログラミングをやってもらった.前記で別に持っている数値計算の授業の1年目でプログラミングスキルのばらつきにとても驚いたことが契機.機器トラブルがあったし,間に合わなかったチームもあったけど,まぁ,ものを作る経験をつめたのは良かったのではないかなと思う.それなりに楽しそうに見えたし.

 

午後からは助成を受けている財団の方が来訪されるとのことで,これまでの研究進捗や方針を説明.FPGAに関連した研究なんだけど,僕のスキル・知識不足が露呈してしまって大反省している.ちょっと責任感がなさすぎたな・・・.なんでFPGAを使うのか,なぜ書き換えるか,など,発表のキーになるところをスパっと答えられなかったのは全くダメ.こういうことをやっていると信用を失ってしまうので,直さないと行けないと思う.

 

タスクの割り振りが難しいと感じている.会社にいた頃のように,わかりやすく人工(にんく=1人あたりの仕事量)が案件ごとに決まっているわけではなく,基本的には成果に至るまでのコストや,将来性,ときには人間関係などで優先順位や投入するリソースが決まるわけで.とはいえ,会社では上司がやっていたことが自分でやらなくてはいけなくなったということなだけなのだろうけども.

 

大学の研究職になれたので,基本的には自分の思う研究,仕事を自分の責任の範囲内でやりたいと思っている.でも,そうじゃないところに発見や機会はあるし,積極的に取り組みたいんだけど,これもまた自分の知識・スキル不足で,結構な勉強を伴わないといけないことも多くて,取り組みに対して多少二の足を踏んでしまうのも,また,事実.それを恐れて,自分が主体性を発揮しなくても良いところは,前に出ることを躊躇してしまっているんだけど,やらんとわからんし,つまらんし,ということで,優先順位はもちろんだけど,自己管理できる範囲で,そういうものにも取り組まないと.

 

ということを思った反省の一日でした.