研究日誌

楽しくないことはしたくないなぁと本気で毎日思っている

教員は共同研究者

八王子地方は大雪の予報も,うっすら白く積もるくらいで,そのうちに雨で流されてしまった.今日は一日中雨.

 

の中,朝からゼミ.時期的に全部卒論発表の練習.皆さん個性があるけど,少しずつ練習を重ねているのか,話し方そのものが上手になってきていて嬉しい限り.印刷したスライドを配ってもらい,スライドの細かい修正などはそこに書き込むルール,,,なんだけど,どうにも聞きながら書くというのは私の脳力だと難しくて,変な文章やキッタナイ文字になってしまう.先生はすごい.

 

午後から間髪入れず卒論収集.助教の仕事で,30分間の間に全対象者の卒論を受領する.今年は少しだけすったもんだあったがどうにかこうにか終わって何より.来年はこのコースでは最後だけど,ちょっと大変そうなことが見えているので少し気が重い.

 

残りの時間はほとんど事務作業.残った予算を消化する.消化というと聞こえが悪いが,残額と現況から良い投資をする.首都大内でワンストップで研究ができることが理想なので,光学系と撮影環境を補強することにした.経費だから多少高くてもポチっとできるけど,私費だったら思いっきり躊躇する値段.カメラ愛好家はすごいなぁ.高いよレンズ.

 

迷っていたけど3月に情報処理学会の全国大会@金沢,電子情報通信学会の総合大会@広島,に行くことにした.予算に余裕があるというのが大きいけど,幅広くいろんな研究を日本語で聞ける総合大会は行けるなら行ったほうが楽しい.日本語というのがやっぱり気楽.どちらも初めての場所で,金沢には後輩の教員と,共著で会社時代の後輩が発表してくれるので,色々と楽しみ.

 

帰りがけ,Twitterを見ていると,慶応の先生が次年度に配属される学生向けに作ったスライドがRTされてきた.

https://speakerdeck.com/kaityo256/welcome-to-lab

 

いつか(できればそう遠くないうちに)自分のラボを持てたら良いなと思っているが,とても参考になる.今にしても,学生にやってもらう研究のテーマ設定と,研究中の関わり方をすごく悩んでいるんだけれども,教員は共同研究者で修士学生はそのテーマについて教員より詳しい,確かどこかで同じことを聞いたことがある気がするけど,改めてなるほどと思った.まぁ,実情はそうも言っていられない学生が少なくない気がするが....